この記事でできるようになること
- 教材の年と、大会に出る条件のちがいが分かる。
- J-Quick(ジェイクイック)が何か分かる。
- 大会に出られるか、どこを見ればいいか分かる。
「何歳向けの教材?」「どんな試合のやり方?」「この大会に出られる?」。この3つは、にているけど別の話だよ。分けて考えてみよう。
きょうざい
「Teaching Handball at School」は、学校向けの教材だよ。作ったのはIHFで、世界のハンドボールのまとめ役だよ。
この教材は、先生の勉強会の最初の対象を5〜11歳としているよ。でも、これは「この年の子に教えるとよい」という例なんだ。大会に出られる年や、クラブに入れる年ではないよ。[HB-C01 / IHF_SCHOOL_TEACHING・印刷p.3]
IHFの古い資料「Let's Play Mini-Handball」もあるよ。そこには「8〜9歳まで」の子の例が書いてあるんだ。でも、いつ作られたかは分からないよ。今の日本の年の分け方には使えないんだ。[HB-C02 / IHF_MINI_HANDBALL_OLD・PDF冒頭]
つまり、教材に書かれた年は、大会に出る条件とは別だよ。年の数字だけで「出られる」と決めないでね。
J-Quick
JHAは、日本のハンドボールのまとめ役だよ。JHAの2026年度のルールに、「J-Quickハンドボール」がのっているよ。小学生向けの試合のやり方なんだ。
このルールは2026年7月1日から使われるよ。J-Quickのやり方は、前の年から変わっていないと書いてあるよ。[HB-C05 / JHA_RULES_2026・表紙/印刷p.2、JHA_RULES_PAGE_2026・2026年度欄]
ルールには「U-12」という名前も出てくるよ。U-12は「12歳以下」のグループの名前だよ。でも、この名前だけで、どの大会も同じ条件だとは言えないんだ。
学校の授業や、すべてのチームがJ-Quickを使うわけではないよ。大会ごとに、どのやり方か確かめよう。
たいかい
大会に出られるかは、年の例や試合のやり方だけでは決まらないよ。大会の名前と年度を見て、その大会の要項を読もう。要項は、大会のきまりを書いた紙だよ。
しょうがくせい
第39回全国小学生ハンドボール大会2026の例を見よう。出られるのは、小学4〜6年生の男女だよ。2026年度にJHAに登録したチームと人が出られるんだ。都道府県の代表など、出場枠のきまりもあるよ。[HB-C03 / JHA_U12_NATIONAL_2026・開催告知「参加資格」]
これは第39回大会の条件だよ。ほかの大会やクラブには、そのまま使えないんだ。
ちゅうがくせい
全国中学生ハンドボールクラブカップ2026の例もあるよ。年度の登録や「中学生クラブチーム」という登録の種類が決まっているよ。ブロックから選ばれることも決まっているんだ。
これはその大会だけの条件だよ。中学生みんなに同じ誕生日の線があるわけではないよ。地域のクラブの入り方とも別だよ。[HB-C04 / JHA_JUNIOR_CLUB_CUP_2026・印刷pp.1–2、参加資格・登録区分]
れんしゅう
遊びや練習は、クラブや学校でそれぞれ決めることが多いよ。大会の試合のきまりとは、分けて考えようね。
きょうのチャレンジ
出てみたい大会を1つ見つけよう。「何年生から出られる?」をおうちの人といっしょに調べてみてね。
おうちの人へ
申し込む前に、募集ページや要項で次の点を確認しましょう。
- 大会名と年度。去年の要項ではなく、申し込む大会のものか。
- 年齢・学年の条件。基準日や例外の記載があれば、その文も読む。
- 登録の条件。個人登録・チーム登録・登録区分が必要か。
- 選考や出場枠。予選、推薦、地域枠などがあるか。
- 分からない条件。大会の主催者へ確認する。
J-Quickは国内競技規則にある形式の説明です。すべての学校の授業や、すべての小学生チーム・大会が同じ形式を採用する、という意味ではありません。参加する大会の年度要項で、どの規則・形式を使うかを確かめてください。