この記事でできるようになること
- けいこの前にすることがわかる
- 「参った」の合図ができる
- 柔道着の手入れができる
柔道がうまくなる子は、生まれつきの力だけで強くなるわけじゃないよ。けいこ(練習)の前とあとに、ちょっとした習わしがあるんだ。だから、けがをしにくくて、長く続けられるよ。
けいこの前にすること
- 体のちょうしを言う。 頭がいたい、気分が悪い、ねむれていない。そんなときは、先生にかならず言おう。全柔連(全日本柔道連盟)の資料にも、頭がいたいときや気分が悪いときは練習しない、とあるよ。
- つめを切る。 長いつめは、相手や自分をきずつけるよ。
- アクセサリーを外す。 ヘアピンやゆびわは外そう。
- 水を用意する。 水とうを持っていこう。休けいのたびに飲もうね。
けがをふせぐ じゅんび体そう
首・肩・手首・こし・ひざ・足首を、上から じゅんばんに、ゆっくり回そう。
柔道は首に力がかかるよ。首はとくにていねいにね。いきなり強く回さないでね。小さく、ゆっくりから始めよう。
けいこ中の約束
- 「参った」をがまんしない。 苦しい・いたいときは、手や足で相手かたたみを2回以上たたこう。これが「参った」の合図だよ。相手が参ったをしたら、すぐにやめようね。
- 頭を打ったら、すぐに言う。 大丈夫そうでも、先生と家の人にかならず言おう。
- 暑い日は休むのも大事。 とても暑い日は、練習が中止になることもあるよ。
けいこのあとにすること
- 整理体そう。 ゆっくりストレッチ(体をのばす運動)をしよう。体をおちつかせるよ。
- ふり返りを1つ。 「今日は受け身で、あごを引けた」など、できたことを1つ言ってみよう。
柔道着の手入れ
- けいこが終わったら、その日のうちに洗おう。むずかしいときは、広げて干そう。
- 帯をどうするかは、道場によって考え方がちがうよ。先生に聞いてみよう。
- あせをかいたままにすると、ひふの病気のもとになるよ。
続けるための小さなコツ
級が上がったり、帯の色がかわったりするのは、大きな目あてになるよ。
でも、それだけじゃないよ。毎週休まず道場に通うこと。礼をきちんとすること。仲間を大切にすること。これも、りっぱな上達だよ。
きょうのチャレンジ
けいこのあと、できたことを1つ、家の人に話してみよう。
おうちの人へ
頭を打ったとき
全柔連の資料は、意識が戻ったように見えても医師の診察を受けること、保護者と指導者で情報を共有することを求めています。
暑い日
全柔連の資料では、暑さ指数(WBGT)が31以上のときは練習を中止するとしています。
皮膚の病気
全柔連は、皮膚の感染症の予防も案内しています。柔道衣は早めに洗濯・乾燥させてください。
声のかけ方
- 結果より、取り組みをほめる。 「勝ったね」より「最後まで前に出ていたね」。
- 負けた日は、まず休ませる。 反省は、子どもが話したくなってからで十分です。
- 先生と情報を共有する。 家での体調、頭を打ったこと、学校での様子など。
- 気になることは相談する。 全柔連は、暴力や体罰を許さない立場で相談窓口を案内しています。