この記事でできるようになること
- ボールにさわる、はこぶ、つなぐ、の3つをためせる。
- 少ない人数のゲームのよさが分かる。
- どこから始めてもいい、と分かる。
はじめに
サッカーを始めたばかりなら、まずはボールにさわってみよう。少しずつ、ボールをはこんだり、味方へつないだりしてみよう。ゲームの中でためすこともできるよ。
ここでしょうかいするのは、練習の目安だよ。JFA(日本サッカー協会)のチャレンジゲームと、少人数サッカーの指針=考えかたのまとめを、参考にしたよ。
JFAが決めた、みんな同じ順番ではないよ。合格しないと次へ進めないコースでもないんだ。いきなりゲームを楽しんでもいいよ。前の段階へもどっても大丈夫。
さわる
足のうらでボールを止めてみよう。左右の足で、かるくさわってもいいよ。ボールの動きを感じてみてね。
JFAの「めざせクラッキ!」という教材があるよ。ボールタッチ=足などでボールにさわることや、足のうらでボールを動かすメニューがのっているよ。
これは8歳(小学校2年生)以下向けの教材の区分だよ。ほかの年代の人がやってはいけない、という意味ではないよ。[JFA-CHALLENGE-C01 / 公式ページ「めざせクラッキ!」]
やってみること: ボールを少し動かして、足のうらで止めよう。思った場所で止まらなくても大丈夫。ゆっくり何回かためしてみてね。何回やるか、何秒でできるかは、決めないよ。
はこぶ
ドリブルは、足でボールを少しずつ動かしながら進むことだよ。まずは広い場所でやってみよう。ボールを前へはこんで、止まって、向きを変えてみてね。
JFAの少人数サッカー指針には、幼児=小学校に入る前の子のゲームのねらいがあるよ。ボールをゴールへ向かってけったり、はこぼうとしたりすることだよ。[JFA-SSG-C01 / JFA_SSG_GUIDELINE]
やってみること: 目印まではこぶ。足のうらで止める。向きを変えてもどる。目印や場所を使うときは、場所やチームの決まりを守ろう。まわりに人や物がないか、おうちの人とたしかめてね。ここでは、きょりや速さの決まりはつくらないよ。
つなぐ
味方へパスを出してみよう。パス=味方へボールを送ることだよ。パスを受けることにもチャレンジしよう。
JFAの指針では、小学校1・2年生のゲームのねらいがあるよ。味方と協力して、ボールを前へはこぶことだよ。ボールからはなれて、助ける位置を考えることも入っているよ。
小学校3・4年生では、もっと先のねらいがあるよ。何人かの味方と、ねらいをもって協力し、ボールを前へはこぶことなどだよ。[JFA-SSG-C02, JFA-SSG-C03 / JFA_SSG_GUIDELINE]
これは、年代ごとのゲームのねらいだよ。学年だけでうまさを決めるものではないよ。その年になったら、かならずできる、というものでもないんだ。
パスがずれても大丈夫。相手が受けやすい場所をさがしてみよう。受ける人が動いてみるのもいいね。
やってみること: おうちの人や仲間と向かい合おう。近いきょりから、ゆっくりボールを転がしてみてね。受ける人は、ボールの正面へ動いて止めてみよう。これはおうちでの遊びかたの例だよ。JFAの公式メニューそのものではないよ。
ゲーム
練習したことを、ゲームでためしてみよう。相手や味方を見ながらプレーする経験になるよ。
JFAの少人数サッカー指針は、小学校4年生以下に向けて、年代に合ったゲームの形を提案しているよ。少ない人数のゲームだと、ボールを持つ人のまわりにスペース=あいている場所ができるよ。だから、ドリブルやパスがしやすくなるんだ。[JFA-SSG-C04 / JFA_SSG_GUIDELINE]
これは遊びやれんしゅうのゲームの話だよ。試合とは分けて考えよう。
指針は、年代に合わせた提案だよ。すべての試合やチームに、同じ人数を決めている競技規則=試合のルールではないよ。何人でするか、広さ、時間、ルールは、活動や大会ごとの案内を見てね。
どこからでも
ひとりでボールにさわるのが好きなら、そこから始めていいよ。仲間とのゲームが楽しそうなら、指導者=コーチに聞いてみよう。「はじめてです。どんな練習から入れますか」と言えばいいよ。
練習の段階は、かいだんみたいに一度だけ上るものではないよ。ゲームのあとにボールタッチへもどってもいいよ。パスをためしたあとに、またはこぶ練習をしても大丈夫。
ことば
- ボールタッチ: 足などでボールに触れること。
- ドリブル: ボールを足で動かしながら進むこと。
- パス: 味方へボールを送ること。
- 少人数サッカー: 通常より少ない人数で行うゲーム。人数やルールは活動ごとに確認します。
きょうのチャレンジ
足のうらで、ボールを止めてみよう。止まったら、こんどは向きを変えてもどってみてね。
おうちの人へ
- その場所でボールを使ってよいか、施設やチームの決まりを確認する。
- 周りの人、車、壁、窓などにぶつからない場所かを一緒に見る。
- 飲み物や服装、用具は、体験先やチームから案内された内容を確認する。
- 痛みや体調不良があるときは無理に続けず、保護者や指導者へ伝える。
- 練習の回数・時間・ボールとの距離に、一律の正解があるとは考えない。
上の確認は家庭・活動場所での準備メモです。医学的な助言や安全基準ではありません。適切な運動量、場所の広さ・地面、年齢や体調に応じた休憩、けがの予防方法はこの記事の資料では検証していません。チーム活動では指導者と施設の案内に従ってください。