野球(やきゅう)の「投(な)げる・とる・打(う)つ」のコツ

キャッチボールとバッティングの基本を、体の使い方とよくある失敗の直し方で説明します。

この記事(きじ)でできるようになること

3つの「きほん」

野球は、投げて、とって、打つスポーツだよ。どのポジションでも、この3つが大切(たいせつ)。1つずつ、コツを見(み)ていこう。

1. 投げる

うでだけで投げると、かたやひじがいたくなるよ。体ぜんぶで投げるのがコツだよ。

  1. 横(よこ)向(む)き:グラブの手(て)のかたを、相手(あいて)に向ける。
  2. ふみ出(だ)す:投げる手と反対(はんたい)の足(あし)を、相手の方(ほう)へ出す。
  3. 体を回(まわ)す:おへそを、相手に向けるよ。うでは、あとからついてくる。
  4. さいごまでふる:投げたうでは、反対のひざの方へおろす。

うまくいかない時(とき)は

  • 上(うえ)や下(した)にそれる → 相手のむねを、ずっと見て投げよう。
  • ひじが下がる → ひじを、かたの高(たか)さまで上げよう。ゆっくりでいいよ。
  • かたやひじがいたい → すぐやめて、大人(おとな)に言(い)おう。

2. とる

  • ボールの正面に動いてから、とろう。
  • 手だけのばすと、こぼしやすいよ。
  • むねより高いボールは、指(ゆび)を上に向ける。
  • ひくいボールは、指を下に向ける。
  • 投げる手を、グラブのそばにおこう。すぐ投げられるよ。

うまくいかない時は

  • こわくて目(め)をつぶる → やわらかいボールで練習(れんしゅう)しよう。
  • ゴロ(ころがるボール)が足の間(あいだ)をぬける → こしを低(ひく)く。グラブは地面(じめん)につけるくらいだよ。

3. 打つ

  1. かまえ:足をかたはばに開(ひら)き、ひざを少(すこ)しまげる。バットは、ぎゅっとにぎりすぎない。
  2. 待(ま)つ:ピッチャーを、両目(りょうめ)で見よう。
  3. ふる:前(まえ)の足をかるくふみ出す。こしを回して、バットを出すよ。
  4. ふり切る:さいごまで、思(おも)いきりふろう。

うまくいかない時は

  • からぶりが多(おお)い → 顔(かお)がにげていないかな。ボールをさいごまで見よう。
  • ボテボテのゴロばかり → バットを水平(すいへい)に近(ちか)く出そう。

安全(あんぜん)のために

バットをふる前に、まわりに人(ひと)がいないか見よう。打つ時は、ヘルメットをかならずかぶろう。投げる数(かず)には、子(こ)どもの体を守(まも)る決(き)まりがあるよ。

おうちの人へ

全日本軟式野球連盟の学童部(小学生)では、投球数を1日70球以内(4年生以下は60球以内)、2026年からは1週間210球以内(4年生以下は180球以内)としています。所属する連盟やリーグによって決まりが異なるため、チームに確認してください。肩やひじの痛みを訴えたときは投げるのをやめ、痛みが続く場合は医療機関に相談しましょう。

よくある質問(しつもん)

Q. 投(な)げる時(とき)、なぜ横(よこ)向(む)きになるの?A. 体(からだ)を回(まわ)す力(ちから)を、ボールにのせるためだよ。正面(しょうめん)のままだと、うでだけで投げてしまうんだ。

Q. ゴロをとる時、グラブはどこにおくの?A. 地面(じめん)につけるくらい、低(ひく)くおこう。上から下へは、すぐに動(うご)かせるからね。

Q. バットは、どのくらいの強(つよ)さでにぎるの?A. ぎゅっとにぎりすぎないでね。小鳥(ことり)をにげないように持(も)つくらいがいいよ。

きょうのチャレンジ

横向き→ふみ出す→回す、をゆっくり10回やってみよう。

参考にした資料

はじめての道具

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