この記事でできるようになること
- バスケで「たのしい」ことを言えるようになる
- やってみたいことを、自分のことばで話せる
- こまったとき、コーチに聞けるようになる
バスケをはじめたばかりの人へ。すぐに「ポジション」を決めなくていいよ。ポジションは、チームの中での係のことだよ。
まずは、たのしかったことを話してみよう。やってみたいことも、おうちの人に教えてね。
はなしてみよう
練習のあと、こんなふうに話してみよう。
- きょう、たのしかったのはどんなとき?
- つぎに、やってみたいことはある?
- わからなかったことや、こまったことはあった?
- コーチにいっしょに聞きたいことはある?
答えがすぐ出なくても、だいじょうぶ。その場で目標を決めなくていいよ。
いろいろなかかり
いろいろな係を、ためしてみよう。ひとつの係だけに決めなくていいよ。いろんな動きを知ると、もっとたのしくなるよ。
おうちのひとへ
はなしあい
JBAの「育成世代における大切な考え方」は、子どもの意思、楽しさ、対話を重視しています。これは、練習の回数や時間を一律に決める資料ではありません。JBA 育成世代における大切な考え方
上の質問は家庭で話すための例で、資料の引用や効果が検証された指導手順ではありません。答えがすぐに出なければ、その場で目標や結論を決める必要はありません。保護者が想像した答えと本人の言葉を分けて、相談につなげましょう。
かかりのこと
WABCのミニバスケットボール指導資料は、主に10〜12歳の学習で専門的な役割を固定せず、技能の違いを考慮する考え方を示しています。国際的な指導資料の説明であり、日本の個別チームへの競技規則上の義務や、全ての年齢に共通する練習処方ではありません。WABC Coaches Manual: Mini-Basketball
身長や今の得意な動きから、保護者だけで将来の役割を決めてしまう前に、チームでどのような経験を積めるか聞いてみましょう。「役割を固定しない」ことを、毎回全員が同じ量の課題を行うという意味に置き換えることも避けます。
そうだんメモ
次の項目は、資料の考え方を踏まえた相談用の編集例です。個別の練習メニューや選手選考の基準ではありません。
| 話したいこと | 相談の例 |
|---|---|
| 本人の関心 | 子どもはこの動きを試したいと話しています。練習で経験できる機会はありますか |
| 経験の違い | 初めて参加する子には、どのように説明していますか |
| 役割の学び | いろいろな役割を学ぶ機会を、どのように設けていますか |
| 分からないこと | 練習中に分からなくなったとき、誰に質問できますか |
ここでは接触を伴う練習、反復回数、負荷、到達期限は指定していません。実際の課題は本人の経験や参加環境を指導者に伝えて相談してください。
用具を用意する段階なら、ボールの号数と参加先の指定も確認できます。用品を決めることと、子どもの役割を決めることは別の相談です。
きょうのチャレンジ
練習のあと、「たのしかったこと」を1つ話してみよう。おうちの人に言えたら、すごい!