体(たい)そうで上手(じょうず)になる子(こ)の習(しゅう)かん

体操は、ケガをしないための準備がとても大切なスポーツ。上達する子の習慣、家族の声のかけ方、手のひらや服の手入れをまとめたよ。

この記事(きじ)でできるようになること

  • けがをふせぐウォームアップができる
  • 安全(あんぜん)のやくそくがまもれる
  • 手やつめの手入れができる

上手になる子の4つの習かん

  1. こわいと思(おも)ったら言(い)おう。体そうでは「こわい」は大切(たいせつ)な合図(あいず)だよ。むりにちょうせんしないで、先生(せんせい)に伝(つた)えてね。
  2. できるわざを、ていねいにくり返(かえ)そう。新(あたら)しいわざより、できるわざをきれいにしよう。それが上手になる近道(ちかみち)だよ。
  3. 練習(れんしゅう)ノートをつけよう。できたわざや、先生に言われたことを書(か)いておこう。
  4. 家(いえ)で体をやわらかくする運動(うんどう)をつづけよう。体のやわらかさは、毎日(まいにち)少(すこ)しずつのびていくよ。

けがをふせぐウォームアップ

ウォームアップは、体をあたためるじゅんび運動だよ。体そうでは、手首(てくび)・かた・首(くび)・こしをよく使(つか)うよ。だから練習の前に、かならず体をあたためようね。

  1. かるく走(はし)ったり、スキップしたりしよう。
  2. 手首・首・かた・こし・足首(あしくび)をよく回(まわ)そう。手首はとくに、しっかりね。
  3. 体をのばすストレッチをしよう。前にたおす、足を開(ひら)く、かたをのばすよ。
  4. 板(いた)の形(かたち)などで、たいかんをきたえよう。たいかんは、体をまっすぐたもつ力(ちから)だよ。
  5. 前転(ぜんてん)など、やさしいわざから始(はじ)めよう。

安全のやくそく

  • 新しいわざは、かならず先生がいるときに、マットの上でやろう。
  • つかれているときや、気(き)もちが集中(しゅうちゅう)できないときは、むずかしいわざをしないでね。
  • いたいところがあるときは、がまんしないで言おう。

水と休けい

体育館(たいいくかん)は、夏(なつ)に暑(あつ)くなることがあるよ。日本(にっぽん)スポーツ協会(きょうかい)は、暑いときの運動について、こうすすめているよ。

  • 水と、しおをとろう
  • こまめに休けいしよう

練習のあいまに、水をのもうね。

試合(しあい)や発表(はっぴょう)の前の日

  • いつもと同(おな)じ時間(じかん)にねよう。
  • えんぎの順番(じゅんばん)を、頭(あたま)の中で1回、通(とお)してイメージしよう。えんぎは、わざを組(く)み合わせて見せることだよ。
  • 当日(とうじつ)は早めに着(つ)こう。ウォームアップの時間を、たっぷりとってね。

手の手入れと服(ふく)

  • 手のひら: 鉄(てっ)ぼうなどで、まめができることがあるよ。練習のあとは手をあらって、きれいにしよう。皮(かわ)がめくれたら、大人(おとな)に見せてね。
  • つめ: 短(みじか)く切(き)っておこう。長いと、マットや道具(どうぐ)にひっかかるよ。
  • 服: 体の線(せん)が分(わ)かる、動(うご)きやすい服にしよう。フードやひも、アクセサリーは外(はず)してね。かみの長い子は、まとめよう。
  • せんたく: あせをかいた服は、すぐにあらおう。

おうちの人へ

日本体操協会は指導者の資格制度を設け、安全な指導の普及を進めています。教室を選ぶときは、指導者がそばで補助してくれるか、マットなど安全な環境があるかを見てみてください。

声かけのポイント

  • 「その技、まだできないの?」ではなく、「先週より足がのびてたね」と伝える
  • ほかの子の技の進み具合と比べない。体の成長や体格で、できる技の時期は違います
  • こわがっているときは、無理にやらせない。「こわいと言えたこと」をほめる
  • 試合で失敗した日は、まず「がんばったね」と伝える
  • 試合や発表のあとは、点数より「今日いちばんうまくできた技」をいっしょにふり返る

きょうのチャレンジ

練習の前に、手首を10回、ゆっくり回してみよう!

参考にした資料

はじめての道具

体操のはじめ方にもどる