空手(からて)の体験(たいけん)、はじめの1回でやること

空手は「礼」から始まって、「礼」で終わるよ。体験では、あいさつ、体の動かし方、基本の動きをやってみよう。

この記事(きじ)でできるようになること

はじめての体験は、どんなふうに進む?

全日本空手道連盟(ぜんにほんからてどうれんめい)(JKF)は、子どもの練習(稽古(けいこ))の流れを、こうしょうかいしているよ。道場(どうじょう)によって、少しちがうよ。

  1. はじめのあいさつ。 みんなで黙想(もくそう)=目をとじて静(しず)かにするよ。心を整(ととの)えて、元気にあいさつしよう。
  2. 準備体操(じゅんびたいそう)。 ゆっくり体をほぐそう。ケガを防(ふせ)ぐための時間だよ。
  3. 基本(きほん)稽古。 受け・突(つ)き・蹴(け)りなど、基本の動きを練習するよ。
  4. 形と組手の稽古。 少しずつ、むずかしくなるよ。
  5. 体力づくり。 ランニングや、筋(きん)力トレーニング=体をきたえる運動をするよ。
  6. おわりのあいさつ。 「ありがとう」の気持ちをこめて、あいさつして終わるよ。

空手の「形」と「組手」

  • 形(かた)。 1人でやる種目(しゅもく)だよ。たくさんの相手がいると思って、決まった動きをするんだ。ダンスのふりつけみたいに、順番が決まっているよ。
  • 組手(くみて)。 2人でやる種目だよ。全日本空手道連盟の空手は、相手に直接(ちょくせつ)当てない「寸止(すんど)め」がきまりだよ。

体験の前に知っておくと安心なこと

  • JKFは、4〜5さいごろから始められるとしょうかいしているよ。でも、始められる年れいは、道場や団体(だんたい)によってちがうんだ。
  • JKFの案内では、無料(むりょう)の体験をしている道場も多いそうだよ。まず体験してみよう。練習の中身や先生(せんせい)の考え方が合うか、見てみてね。
  • 空手は「礼(れい)に始まり礼に終わる」と言われるよ。道場や先生、いっしょに練習する人に「ありがとう」の気持ちをもつことが、大切にされているよ。

家でできる練習

  • あいさつの練習。 「お願(ねが)いします」「ありがとうございました」を、はっきり言おう。
  • 姿勢(しせい)。 背(せ)すじをのばして、まっすぐ立とう。
  • 準備体操。 首、肩(かた)、手首、ひざ、足首を回そう。太(ふと)ももと、ふくらはぎものばそうね。
  • ゆっくり突きと蹴り。 友だちには向けないよ。何もない空中に、ゆっくり出そう。

家では、まわりに人や物がない場所でやろうね。体験で習った動きだけにしておこう。まちがった動きを覚えずにすむよ。

ケガをしないために

JKFは、伝統(でんとう)空手は相手に技(わざ)を直接当てないのがきまりなので、ケガが少ないと説明(せつめい)しているよ。でも、ゼロではないんだ。

  • 先生の話をよく聞こう。
  • 練習の相手には、ていねいにしよう。
  • 痛(いた)いときや、ぐあいが悪いときは、すぐ言おう。
  • 水を飲もう。

ことばのミニ辞典(じてん)

  • 道場(どうじょう): 空手を練習する場所。
  • 師範(しはん): 道場で教える先生。
  • 黙想(もくそう): 目をとじて、静かに心を整えること。
  • 寸止め(すんどめ): 相手に当てないで、技を止めること。

きょうのチャレンジ

目をとじて、10びょう黙想してみよう。そのあと「お願いします!」と元気にあいさつできたら、ばっちりだよ。

おうちの人へ

JKFは、道場を選ぶときに、次の点の確認をすすめています。

  • 月謝を、続けて払える金額か。
  • 場所が、通いやすいか。
  • 先生の方針が、競技中心か、礼儀などの教育中心か。
  • 全日本空手道連盟(JKF)に加盟しているか。
  • 相手に直接当てない「伝統空手」か、当てる「フルコンタクト空手」か。

JKF加盟の道場は、JKFのサイトの一覧で探せます。一覧に載っていない加盟道場もあります。用具は「空手の道着と安全具の選び方」をご覧ください。

参考にした資料

はじめての道具

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