この記事でできるようになること
- 卓球ラケットのルールを3つ言える。
- 「85%」が何の数字か分かる。
- 自分に合うラケットを、だれに聞けばいいか分かる。
はじめに
「子どものラケットは何gがいいの?」と思ったことはあるかな。ルールのお話と、使いやすさのお話は別なんだ。
ルールに「何gにしなさい」とは書いてないよ。でも、どんな重さでも合うという意味ではないんだ。
ルール
ITF(アイティーエフ)は、卓球の世界のルールを決める団体だよ。その2026年版の第2.4.1〜2.4.2項を見てみよう。
大きさ・形・重さは、自由に決めてよい「任意」なんだ。板は平らで硬いことが決まっているよ。板の厚さの85%以上は、天然の木にするよ。
日本の今のルールとのちがいは、まだ照らし合わせていないよ。あとで変わったかどうかも見ていないんだ。だから下の説明は、この版で確かめたところだけだよ。ITF Statutes 2026、第2.4.1〜2.4.2項
| 項目 | 当該条項の確認内容 | この値からは分からないこと |
|---|---|---|
| 大きさ・形・重さ | 任意 | 個々の子どもに合う寸法・重量 |
| 板の状態 | 平坦で硬いこと | 製品ごとの握りやすさ・使い心地 |
| 天然木の割合 | 板厚の85%以上 | ラケット全体の重量に占める割合、個別製品の適合 |
85%のなぞ
85%は、板の「厚さ」についての決まりだよ。「ラケット全部の重さの85%」ではないんだ。お店の重さの数字から計算するものではないよ。
それに、この決まりだけで、ラケットがルールに全部合っているとは言えないんだ。
おもさ
今回の資料では、学年ごとのおすすめの重さは見つからなかったよ。子ども全員に合う重さの決まりもなかったんだ。
「この学年なら何g以下」という数字は、上のルールからは出せないよ。
おうちの人へ
商品を見る際は、掲載重量が板(ブレード)単体の値か、ラバーを貼った完成状態の値かを確認してください。同じ状態の情報を揃えたうえで、本人が使う用具について指導者や販売店に相談することをおすすめします。
以下は用具を相談するための編集上の質問例で、特定製品の検査結果や年齢別適合表ではありません。
- 掲載されている寸法・重量は、どの状態のものか。
- ラバーを貼った完成状態で重さを確かめられるか。
- 本人が握って相談できるか。
- 参加する大会で必要な用具条件・公認情報をどこで確認するか。
具体的な製品表示は初めてのラケット、ラバーの厚さや色は商品表示と規則の違いで別に整理しています。ルールの条件を確認することと、本人に合う一本を選ぶことを分けて進めましょう。
きょうのチャレンジ
おうちの人やコーチと、ラケットを手に持ってみよう。「にぎりやすい?」「重すぎない?」と話してみてね。